「深夜特急」パロディ旅
陸路でのマレー半島縦断の旅
旅の経緯
初めましてこんにちは。日本の大学4年生のDです。
今年の春から新社会人として働き始めるということで、
その前に今しかできない旅をしておきたいと思い、今回この旅に出ました。
今までにも、東アジア各国、東南アジア諸国、中東等をバックパックしてきましたが、私は、物価が安くて、小汚く、(表現が悪いですが...良い意味で)人が温かい東南アジアが一番好きです。全く関係ありませんが、特に私は、自然豊かで、本当にのんびりできるラオスが中でも好きな国です。
そんな私、Dでありますが、今回、沢木耕太郎の著書「深夜特急」でも有名なマレー半島縦断の旅にでました。近年の東南アジア諸国の発展に伴い、著書当時の様子とはガラリと変わってしまっていると思うので、2017年2月現在の最新版ということで。。。
今後私と同様の旅に出たいという方の参考になればと思います...
当記事では、日本からバンコク、バンコクからタイ南部の都市ハジャイまでの道のりについて記して行きたいと思います。
日本→バンコク
いつも通りLCCのエアアジアで航空券を取り、50Lのバックパックに荷物を詰め込み、さあ出発。
(注記:タイ入国の際にはパスポートの残存期間が6ヵ月必要。私はギリギリで、最悪お金払えばいけるっしょって思っていたが、入国拒否、出国拒否されては困るので、ギリギリで更新した。。余裕を持っての更新を!)
成田空港9:15発、バンコクドンムアン空港14:05着(現地時間)のフライトで、7時には成田空港に着いたが、さすがのハイシーズンで、チェックインだけではなく出発ゲートも長蛇の列。。。(エアアジア利用の方はwebチェックインしておけばすぐ!)
まあなんとか、飛行機に乗り込み、さあ冒険の始まり。
日本とタイの時差は2時間なので、約7時間の空旅を経てドンムアン空港に到着!!
あちい..さすが南国。。(もう少し表現力豊かな人間になりたい。。)
出てすぐ、exchangeがあるので2000円だけタイバーツに換金!(市内に換金所はたくさんあるので、そっちのほうがレートは良い。)
最初の目的地は、まあとりあえずカオサン。笑
電車かバスで行こうかなーなんて考えて空港内を歩いていると、なんと!!
カオサン行きのシャトルバスがありました!
エアコン効いてる。wi-fiある。150B。悪くない。乗ろう!とその場で即決。
場所は、出て左に進み、7番出口の側です。
以前来た時はそんなもの見当たらなかったので、最近のバックパックブームに乗じて新しくできたのかな。
次のバスはあと30分後、14番ね!とだけ告げられ、空港内でアイスコーヒーと水だけ買って、さらに左の14番出口を目指す!!
あった!カオサン行きって書いてある。でかいリュック背負った欧米人もたくさんいる。これで間違いない。
係員に買ったチケット見せて、バス車内へ。バスのフロントガラスにwi-fiのパスワード貼ってあるので、是非!
するとすぐに出発!思った以上に快適。途中、何度か止まり、何人か降りて行くが、カオサンは最後なのであしからず。
1時間ほどで、カオサン到着!
ゲストハウスに荷物を置き、ぶらぶら。白人暴れ過ぎ。さそり高いし、まずい。でも、いつも行くカオマンガイのおばちゃんは今日も元気そうで良かった。gopro片手にビール。マッサージ受けながらビール。最高です。
カオサンを一通り満喫したので、タクシーでBTSチットロム駅へ。
なぜかって、伊勢丹で本を買うため笑
LCCのため荷物を減らしたかったし、なによりバンコクにある日本のデパートに行ってみたかった。鉄道の旅のお供に購入したのは、沢木耕太郎の旅の窓。なんともぴったり。
近くの夜の街で軽く遊び、帰カオサン。
次の日、トゥクトゥクでタイ国鉄に乗るため、フアランポーン駅へ!本当は、国境の街パダンブサールまで行きたかったが、すでに満席。諦めず、近くまで行ける電車はないのかと粘ると、14:45発ハジャイ行きならあるとのこと。。
2等席、寝台列車で850B。悪くない。(あとあと知ったのだが、2017年2月1日よりインターネット上でもタイ国鉄のチケットが買えるらしい。コピーして持って行けばそれが乗車券になるそう。URL:https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/)
14:45まで1時間くらいあったが、すでに列車は駅に到着しており、いつ乗り込んでも良さそうだった。しかし、車内はどーせ汚いし、という固定観念があったので、フアランポーン駅のベンチで待機。駅構内は空調が非常に効いており、快適だったので30分前に乗り込んだ。
え、、、
なにこれめっちゃ綺麗。乗る場所間違えているかと錯覚するほどに...
自動ドアだし、前の車両には食堂車あるし、ゴキブリ居ないし、各席にコンセントあるし、、日本の特急車両みたい。これは過言ではない。しかし、空調効き過ぎでめっちゃ寒いので、乗ったら防寒具を着用すべきである。あと、wi-fiまではないのでsimを用意するか、私のように本を持参して行くことをお勧めする。
車窓からの景色を眺めながら列車は進む。
途中何度か物売りが列車に乗ってきて、ご飯が買える。夕方の6時くらいになると、係員が席をベッド仕様に変えてくれる。何不自由無い列車の旅は快適そのものであった。